まずは“補助金申請書”から始めてみませんか?
「事業計画って言われても、何から手をつけたらいいか分からない…」
こんなお悩みをお持ちの経営者や個人事業主の方は、実はとても多いです。
経営の未来を描くためには“事業計画”が不可欠だと分かっていても、それを「いきなり書け」と言われたらハードルが高いですよね。
そこで、今回ご提案したいのが――
まずは“補助金の申請書”を書いてみることなんです。

なぜ補助金申請書なのか?
一見、「お金をもらうための書類」と思われがちな補助金申請書。
ですが、実際にはその中身はとても深く、事業計画そのものにかなり近い構成になっています。
- あなたのビジネスは何をしているのか
- どんな課題に直面していて
- どう乗り越えようとしているのか
- 将来的にどんな成長を目指しているのか
これらを“言語化”しなければ、補助金の審査は通りません。
つまり補助金申請書を書くということは、自分の事業と真剣に向き合う時間にもなるのです。
書くことで“頭の整理”ができる
補助金申請書を書くと、多くの方が気づきます。
「自分の強みって、意外とちゃんと説明できない…」
「そもそも、目指してる未来って具体的に言えてない…」
つまり、自分では“考えていたつもり”でも、実際には曖昧だったことに気づくんです。
そして、それを言葉にすること=事業計画を書く力になります。
こんな人にぴったりです!
- 頭の中にアイデアはあるけど、うまく言葉にできない
- 「計画」と聞くだけでプレッシャーを感じてしまう
- 第三者に自分の事業をうまく説明できない
こうした方には、補助金申請書という“型のある書類”がちょうど良いトレーニングになります。
補助金の“採択される・されない”は気にしなくていい
ここで大事なのは、補助金をもらえるかどうかではなく、
「計画を書く経験」や「自社を客観的に見直す機会」が得られるということ。
もちろん、採択されれば資金的な助けになります。
でも、たとえ不採択でも、得られる気づきや学びはとても大きいです。
まとめ:補助金申請書は“最初の一歩”として最適
事業計画に悩む方にとって、いきなり白紙から始めるのは大変です。
でも、補助金申請書なら“質問に答えていく形式”なので、自然と計画が形になっていきます。
まずは小さな一歩として、ぜひ補助金申請の世界をのぞいてみてください。
次回は、「申請書を書くときに押さえておきたい具体的なポイント」についてお話します。
お楽しみに!
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